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アカシア ブルーブッシュ

アカシア・ブルーブッシュ

マメ科 アカシア属

 

近年超人気のミモザの花が咲く木です。

ミモザというのは、黄色で丸っこい花が房のように密集して咲く花の事(だと認識してますが間違ってますか?)。
銀葉アカシア・房アカシア・ブルーブッシュ・ゴールデンワトル・パール・フロリバンダ・三角葉など、アカシアにはいろいろな品種がありますが、だいたいみんな黄色い丸っこい花を咲かせます。

なので、まとめて大体そこら辺全部をミモザと読んでいるのが世間一般だと理解してます。

いわゆる一般的な<ミモザの花>は銀葉アカシアとか房アカシアの花で、それ以外は少しずつ色や大きさに微妙に変化があります。

当のブルーブッシュは、若干色が薄めな花を咲かせます。レモン色っていうんでしょうかね。

銀葉アカシアよりは少~しだけ淡い爽やかな色の花です。

 

そんなアカシアの中でも、個人的にはこのブルーブッシュが最もオススメの品種です。

いわゆる「推し」ですね。推しアカ。

アカシアの木って、本来結構大きい木なんですよね。
たまに公園とかに植えてあったりする5、6メートル級の銀葉アカシアなんか、もう圧巻です。

ただそれを一般市民の家にちょうどいいサイズにするとなると、話が変わってきます。

大木をそのままの樹形でミニサイズにできれば最高ですが、実際は貴方が盆栽の達人でもない限りは不可能。

(種類にもよりますが)アカシアは伸び伸び育ててなんぼの木なので、キレイな樹形を保ってコンパクトにするのはシロウトの貴方にはハードルが高すぎるんです。

その点、このブルーブッシュは切れば切るほどよい形に育っていくので、良い樹形をコンパクトに保ちやすい。

良くも悪くも成長が早いので、剪定を失敗して変な形になっても、早めに伸びてきてリカバリーできちゃうのもシロウトの貴方にとっては嬉しいポイントです。

逆を言うと、長い期間剪定せずに放任主義で育てていると不格好な樹形になっていきますので気をつけましょう。

(なぜ「切れば切るほど良い形になるのか」は、また別の機会にはなしましょう)

 

切れば切るほど形が良くなって花も沢山咲くようになりますが、注意点が一つあります。
剪定する時期には気をつけてください。

ブルーブッシュなどは桜より少し早く3月頃に花を咲かせますが、大体梅雨に入る頃には次の花の蕾を作り始めます。
なので、6~7月以降に剪定をすると、蕾ごと切り落としてしまうことになり花の咲く数が減っちゃいます。

剪定はゴールデンウィーク明ける前くらいには済ませておくといいと思います。

逆に7月過ぎてくると蕾がついているのが簡単にわかるので、それを残して他の部分を切るという作戦もアリかもしれません。

 

育て方のポイントとしては、

  1. 日当たりのよい場所で
  2. しっかり水をやり
  3. (綺麗に育てたければ)こまめに剪定する

という感じです。

日当たりが良いとシルバーグリーンの葉がより綺麗になるし、花つきも良くなります。
葉が密に生えて枝や幹も太く丈夫に育ちます。

逆に日当たりが悪いと、葉っぱは緑みが強くなってヒョロヒョロと伸び害虫も付きやすくなってしまいます。

 

そしてマメ科植物あるあるですが、水を吸うスピードが早いです。
土が早く乾きますので、しっかりと水やりをしてください。

特に春先と夏。

夏は言わずもがなですが、春先の気温が18~20℃を超えだした頃に急に水を吸うスピードが上がりますので、冬の間怠けていた水やりのペースでは間に合わなくなったりします。

 

そして前述した通り、こまめに剪定していくとキレイな樹形に育ちます。

 

害虫は、カイガラムシ。イセリアカイガラムシという種類のカイガラムシがやや付きやすいです。
イセリアカイガラムシというのは、レーズン程度の大きさのシロナガスクジラの顎の部分に片栗粉をまぶしたみたいな虫です。(キモいの覚悟で画像検索を)

初見では虫だと認識できない人もいるかもしれないような、独創的な容姿の生き物です。

相当悲惨な場合を除き植物に致命傷を与えるような虫ではありませんが、排泄物で葉っぱが汚れてそこにカビが生えたり、その甘い排泄物を求めて蟻ちゃんがよってきたりするので、見つけ次第デコピンで退治しちゃいましょう。
(デコピンする場合は、強すぎると虫汁が手についたり、弱すぎると踏ん張ってその場に留まるのでキモいです。実践する前にちょうどいい強さでヒットできるように練習しておきましょう)

デコピンの力加減うんぬんの前にそもそもキモいという人が大半だと思いますが、その場合はティッシュとか棒的なものとかで落とすようにしてください。
このイセリアカイガラムシは大発生することはあまりないので、いるかどうか分からない場所に殺虫剤を振りかけるよりも物理攻撃で倒したほうが楽だし効果的だと思います。

予防と言う意味では殺虫剤も良いかもしれませんが、最大の予防は環境の良い場所で育てることです。
環境が良ければあんまり(ほとんど?)心配しなくていい虫です。

 

日当たりのよい場所でしっかり水をやる。
蕾を切らないように気をつけつつ、こまめに剪定する。

そうするとシルバーグリーンの美しくオシャレな木が春先にキレイな花を沢山咲かせてくれます。

私の推しアカシア、ブルーブッシュです。

 

 

レモン

マイヤーレモン
ミカン科

レモンが木に実ってるとこ見たことありますか?
LUFFの店頭に実付きのレモンを置いておくと、「うわぁレモンなってるぅ!」とみなさん反応が凄いです。
毎日お散歩してる園児たちも、毎日歓声をあげてます。

いいですよね、毎日同じものを見ても感動できる心。
いつしか貴方がどこかに置いてきてしまった心です。

でもやっぱり実が成る植物はトキメキます。

マイヤーレモンのいいところは4つ。3つ。
良くないところは2つ。

まずは良いところから。

1.実が成るとときめく
2.実が成る
3.寒さに強め
4.(書いてる間に忘れた)

なにはともあれ、木に黄色いレモンが実っていたら、その時点で買いだと思います。

可愛くないですか?

そして、実がなりやすい。
オリーブとかブルーベリーなんかは品種違いを対で用意しないと実がなりづらい性質があるのですが(自家不結実性)、レモンはそんなことありません。
勝手に咲いて勝手に実がなります。

ちっちゃいレモンが日を追うごとに、だんだんと大きくなっていくのを見るのもまた楽しい時間です。

そして育てる上でとても良い点が寒さに強めなこと。
レモンは結構寒さに弱く、東京の冬の寒さで場合によっては落葉することもあるのですが、マイヤーはそんなに気をつかわなくても大丈夫そうです。

(ちなみに、2021〜2022の冬は結構寒かったぽく、例年東京の冬でも大丈夫な植物たちが結構ダメージ受けてました)

そして悪いところも書かねばなりませんね。

難点その1は「トゲ」
レモンはトゲがあって知らずに触ると痛いです。
大木でもない限りは、トゲを見つけたらカットしちゃえばいいと思います。それほどたくさん生えているわけではないので。

難点その2は「虫」
レモンなど
柑橘系の植物はほぼ確実にチョウチョが卵を産みにきます。
対策をしていない場合、かなり高確率でアオムシ発生です。

アオムシ以外は「ハモグリバエ」
葉潜り蠅。絵描き虫なんて言われたりもします。

葉っぱの中に潜り込んで食べ物に囲まれながら幸せに暮らしているハエの幼虫です。

どちらも壊滅的なダメージを与えてくる敵ではないですが、見た目が悪くなりとても不愉快です。

虫の防除については、いつかブログに書こうと思っているのでここでは詳しく書きません。
とりあえずホームセンターで<オルトラン>か<べニカX>を買って説明書通りにやっとけば大丈夫だと思います(Amazonでも可)。
※実を食べる直前に使っちゃいけない等注意点があるので、説明書熟読のこと。

虫嫌いな人にはもうこの時点でNG出るかもしれませんが、レモンは育てていてとても楽しい植物です。

調べていたら、マイヤーレモンは植え付けから4年で数千個の収穫が、なんてのも見つけました。

んなことあるかい!って感じですが、そこまでではなくともしっかり実はなるので、できたレモンで自家製レモンハイなんか作ってみたら少しは満ち足りた人生を味わえるかもしれませんよ。

大きな心を持ってアオムシを飼ってみるものいいかもしれません。
意外と愛着湧いちゃったりして。

ちなみに私は、ほぼどんな虫でもヘビ・カエル・クモ等々でも全く問題なく対応可能ですが、毛虫だけはもう本当にダメです。
今<毛虫>とタイピングしただけで鳥肌立つくらいダメです。

誰かがフザケてて「ほら、毛虫〜」とか投げてきたりしたら、初対面だとしても多分ぶちます。
それくらいダメです。

でもなぜかイモムシは平気。
毛がないだけでなぜか平気です。

不思議なもんですね。

ホヤ・レツーサ

ホヤ・レツーサ
元ガガイモ科 現キョウチクトウ科(分類の方法が変わって科が変わったようです)

「ホヤ」って聞くと「海のパイナップル」の方を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ここでは植物の「ホヤ(Hoya)」のお話です。

ホヤは熱帯系の場所の植物でアジア・オーストラリアとかが原産のようです。

観葉植物として売られているホヤは吊り鉢で長く垂れ下がっているものが多いですが、もともとは他の樹木などに蔦のように着生して伸びていく植物です。

着生植物って他の樹木にへばりついて伸びていくんですよね。

なんで2回言ったんでしょうね。

他の木にへばり付いてるということは、垂直ないしは勾配のきつい場所に葉を伸ばしてるということですよね。

高3程度の学力があればわかると思いますが、高いところから低いところへ水は落ちていきますね?
もちろん落ちていく途中に一休みして留まることはありません。

雨が降っても木の表面で水は留まることはなく、地面へと落ちていきます。
地面に生えている植物と違って、着生植物は雨が降ったその時しか水をゲットできないのです。

無駄に長くしましたが、要するに、着生植物ってあんまり水がリッチではない場所に自生しているので、乾燥に強いヤツが多いという事です。

まぁ、長々とそんなこと説明しなくても、ちょっと想像すれば幼稚園児でもそんなことわかりますね。失礼しました。

ただ、ここで一つ謝らなくてはいけないことがあります。
散々長々説明したのですが
このホヤ・レツーサは、着生植物あるあるには当てはまらず、結構水を必要とします。

油断して水をやらないでいるとベビースターみたいになります。
もちろんそうなってしまったら元には戻らず、長いベビースターをインテリアとして飾る羽目になります。

そうなりたくなかったらやることは3つです。
(やっとここから育て方の説明です)

①水をしっかりやる(葉を濡らす!)
②明るい場所で育てる
③虫が付かないように気をつける

①の<水をしっかりやる(葉を濡らす)>というのは、植え込んである土の部分にも水をしっかり、そして、葉っぱ全体にもスプレーでもシャワーでもいいから水をかける。ということです。
生産者にもよりますが多くの場合、ホヤはいわゆる土ではなく、ヤシガラ(っていうのかな?)などのヤシの実の皮?とかをつかったもで植えられています。
コイツらがちょっとクセがあって、一度乾ききってしまうと水を吸わなくなってしまうんです。


なので、水をやるときはじっくりたっぷりやってください。
僕なんかは面倒くさがりなので、洗面所やバケツに水を張って、そこにしばらく入れときます。
そうすれば乾いてしまったヤシガラも水を吸ってくれます。

(葉を濡らす)の部分。
着生植物は水が満足にもらえないという話をしましたが、彼らも甘んじてそれを受け入れているわけではありません。

長く伸びた部分にも根を生やして水を吸えるようにしてるんです。
ホヤのくせに良く考えています。
葉からも水分を吸収できるので、水やりの助けになります。

植物は自分で動けない分、置かれた状況に嘆くのではなく己がやれることをやって最善を尽くしています。
これを読んでいる貴方もホヤを見習って欲しいくらいです。

土の部分はあんまり水をやり過ぎると腐ってしまうので、乾いてきたら水をやる。
葉っぱの部分は毎日でもやっていいと思います。

②<明るい場所で育てる>ですが、じゃあどれくらいよ?という事ですよね。
答えは窓辺。直射日光でなくていいと思いますが、なるべく明るい場所がいいでしょう。
あと冷暖房の風が直接あたるとこはNGです。

③<虫が付かないように気をつける>は①と②をちゃんとしていれば、ほぼ問題ないと思いますが、このホヤレツーサはどちらかというと虫が付きやすい植物です。
これは種類の問題なのか、植物の構造(葉っぱが細かく複雑に絡み合ってる)からなのかは謎です。

虫がついたとして、その殆どがカイガラムシです。
葉っぱの付け根とか枝分かれの隙間とか、いやらしい場所にいたりします。
このホヤにつくカイガラムシはコナカイガラムシとかワタカイガラムシとか(よく知らないけど)白い綿っぽい生き物かゴミかわからないようなタイプのヤツです。

幸いこのタイプは退治するのは楽で、とりあえず頻繁に水をぶっかけけておけば大体流れていきます。
あまりに沢山ついたときはカイガラムシ用の殺虫剤推奨です。
LUFFで使用しているのは「カイガラムシエアゾール 480ml 住友化学園芸 庭木・ばらのカイガラムシ退治 殺虫剤」という商品です。
勢いが強くてなんか楽しいけど、夢中になって使っているとすぐなくなるので注意。
(ホヤの樹液は白いのでカイガラムシと見間違いやすいので注意)

だいたいそんな感じで元気に育てられると思います。

あと、寒さにはあまり強くありませんが一般的な家の室内なら心配することはないでしょう。(気温が低いときは水のやり過ぎに注意。葉っぱを濡らすのはやってよし)

そうそう、花も咲くことがありますよ。
長い葉っぱの中にポツポツと花が咲く姿はなんかちょっと良いです。
なお、花からは個性的な香りがします。個性的なニオイです。

私もお気に入りのホヤ・レツーサ。
上手に育ててくださいな。