放置植物

 

水もやらない
何もしない
ただただ放置し育てる植物

植物を植えて瓶の蓋を閉じたら、もう貴方のやることはありません。
強いて言うなら、空気を吸って吐き、右足を出して左足を出して、また右足を出して明日へ向かって淡々と生きていくことくらいでしょうか。

長年の研究・観察を経て作り上げた<放置植物>は、本当に何もしないで植物を育てるアイテムです。

もちろん水やりもしないし、「霧吹きを…」なんてことも不要です。

閉ざされた空間のなかで、水は植物に吸い上げられ水蒸気となる。
その水蒸気が結露し地面に染み込み、また植物がそれを利用する。

生長し古い葉は枯れ、分解された後また養分として吸収される。

そうして生長しては枯れ、また伸びていく。

質量保存の法則により、空間内の水分量や炭素等の総量はかわらず、生長した分だけ枯れ、枯れた分だけ生長する。
ガラス越しに入ってくる光エネルギーのみを使い、永久に廻り続ける手の中の小さな地球。

 

と、いうようなイメージです。科学的な裏付けはありません。

それでも、3年以上放置し続け元気?に育っているモノもありました。


)作りたて 右)3年以上経過

放置植物は一般的な観葉植物のように育てるものではありません。
まず間違いなく、いわゆる<キレイ>には育ちません。
タネが混じっていたのか、知らない間に最初はいなかった植物が現れて繁茂することもあります。

それでも、閉ざされた瓶の中で繰り広げられる<野生感>溢れる生態系は、美しくもあり神秘的でもあります。

放置植物はそんな生態系を観察する神の遊びです。

放置植物は本当に何もしないで放置ですが、置き場所だけは重要です。
容器の中の温度が上がりすぎると中の植物はダメになってしまいます。
(3年以上育っているものもありました、と書きましたが、それは夏の直射日光が当たる場所に置き忘れて放置してしまったため枯れました(放置返し)

置き場所は、<直射日光のあたらない明るめの場所>です。
午前中だけ明るい、とかでも良いと思います。
ここで言う<明るめ>は、「眩しくもなく暗くもなく、小説を快適に読める」くらいの明るさです。もちろん老眼の場合は例外です。

とはいえ、LUFFでは午前中に少し直射日光が当たる場所に置いています。
要は容器内の温度が上がりすぎない事が重要です。

場所さえ間違わなければ、あとは見守るだけです。

神になったつもりで見守っていてください。

 

LUFF店頭で完成品をいくつも販売しています。
放置植物を自分で作るワークショップも不定期で開催しています。
ワークショップ開催の希望も受け付けています。(出張ワークショップも可)

気になる方はご来店、またはメール等でお問い合わせください。

info@luff.tokyoまで