まえがき
今回は<室内で育てている観葉植物を外に出す>ことについて真面目に考えていこうと思う。
だがその前に、まずは<観葉植物を外に出す>というCOOLさのカケラもなワードをなんとかしたい。
なんといえばいいのだろうか?「葉水」みたいに何か一言で表したい。
そうだここはAIに聞こう。
「観葉植物を外に出すことを一言で言うなら?
造語でもなんでもいい」という質問を投げた。
観葉植物を外に出す(日光浴や換気をさせる)行為ですね。そのニュアンスに合わせて、いくつか造語や表現を考えてみました。しっくりくるものを探してみてください!
1、「プラ外(がい)活」:就活や温活のノリで。植物(プラント)の外での活動。
2、「みどりの外気浴(がいきよく)」:サウナ好きならこれ。植物に外の空気を吸わせてととのわせる。
3、「鉢ピク(はちぴく)」:鉢植えのピクニック。
Geminiより
ダメだ。
あまりにもセンスが終わってる。何ひとつ上手いこと言ってないではないか。
『しっくりくるものを探してみてください!^ – ^!!』じゃないんだよ。
しっくりくるものなんかあるかいわい!
(サウナ好きなんて今まで一言も言ってないし、どちらかと言えばサウナ好きじゃない)
チャットGPTが変に馴れ馴れしくなったから嫌になってGeminiに変えたけど、コイツもダメかもしれない。
COOLな呼び方問題が解決しないままだが、そこは本題ではないので据え置こう。面倒でダサいけど、ひとまず<植物を外に出す>で出発しようと思う。
途中でいいのが見つかったら変えよう。
なぜ外に出すのか
そもそも何で室内で育てている観葉植物を外に出すのか?
それは逆にこっちが聞きたい。
別に私は外に出すべきだと主張しているわけではないし、何か理由があるから外に出そうと考えたのではないだろうか?
行動には先んじて思考があるはず。
〇〇だから外に出す、××したいから外に出す、△△であるからして…
考えるより先に体が動いてしまうのは、遠く離れてしまう想い人のフライトが1時間後だと知らされた時だけだ。
その時だけは後先考えず走り出していい。
(「こんな事してる場合じゃないだろ!みさきちゃんはお前に『行くな』って止めてもらいたいんだよ!」と、かつての恋敵に知らされるのね。)
なのでここでは、<外に出すとどうなるのか、こんな時は外に出すといい>ということを書きたい(「書きたい」というよりは「書いて<いいね>をもらいたい」)
外に出す理由
なぜ外に出すかというと、室内よりも屋外の方が植物にとって環境が良い(場合が多い)からだ。
植物にとって環境が良いというのは、
1.光量が多い
2.温度が高い(はず)
3.風がある
あたりだろうか。
その中でも圧倒的に重要なのが光だ。
お金さえあれば世の中の大抵の幸せを手にいれることができるように、植物は光さえあれば大抵元気に育てることができる。
それくらい植物にとって光は重要なのである。
そして、外なら光は太陽から無限に注がれる。しかも無料で。
植物を外に出す理由としては、もうこれだけと言ってもいいかもしれない。
なので植物を外に出す理由は光だ、という結論。
どんな時に外に出すのか
これは一粒万倍日に植物を外に出すといいらしいぞとか、逆に仏滅は避けた方がいいよというような話ではなく、植物がこんな状況の時には外に出したら改善するよ、という話だ。
そもそも室内で育てる<観葉>植物なのだから、室内で元気に健康に育てられるならそれに越したことはない。<観葉>するために室内に置いてるんだから、外に置いたらそれはもうただのアレになってしまう(いい例えが思いつかなかった)。
とはいえ、室内だと光不足になる場合も多い。
そういう時は一時的な入院みたいなイメージで外で養生することはかなり効果的だ。
では具体的にはどんなときに出すのか、スマートに箇条書きにしてみようと思う
- 光不足で葉っぱが減ってたり、貧弱になってる時
- 光不足で徒長してしまったとき
- カイガラムシやハダニにやられて葉っぱが汚れたり痛んだりしたとき(重症のとき)
基本的には光不足の解消か葉っぱの更新というというのが主な目的になる
適切な時期に外に出すと、それはもうびっくり感動してしまうほど植物が成長する。
貧相になってしまった植物もあっという間に新しい葉っぱを芽吹いて、見違えるように綺麗に元気になる。
光不足で元気がない植物には効果てきめんだ。
あとは光不足で徒長したり、葉っぱが大きくなったり薄くなったりしたとき。
または、害虫などにやられて葉っぱが痛んだ時やカイガラムシの大量発生などで個別対応がダルい時などは外に出してしまうのも手だ。
要するにだらしなくなったり汚くなった時に思い切って葉っぱを更新するために外に出すこともあるということ。
その場合は剪定や葉っぱの刈り取りも合わせてやると満足度は高くなる
(方法はまだ書いてないけど別の記事にて。書いたらリンク貼っとくね)
いつ外に出すか
これも、家事がひと段落したら出す、とかの話ではない(こういうのいらないです?)。
外に出すタイミングとしては、<ある程度の気温がある時>というのが大まかな答えだ。
<ある程度>というのがどれくらいなのかはケースバイケースなので濁しておくことにする。
私の場合、目的次第ではあるが3月後半〜9月くらいまでの間なら外出しちゃおうかって思う。
3月後半とは言ったものの、3月に外に出しっぱなしにするとほぼ間違いなく寒の戻りで葉が痛むことになる。
したがってその頃に外に出すには、葉が痛んでも心が痛まない強いメンタルが求められる。
葉が痛んでも心が痛まないメンタルとは、「むしろ今ある葉っぱをなくして、新しい綺麗な葉っぱを芽吹かせよう」というマインドだ。
葉が痛んでも気にしないのではなく、そもそも今ある葉っぱを切り捨てる前提の場合は、寒さが残ってようが夏のきつい日差しだろうがお構いなしだ。
葉っぱの更新が目的なら別に構わないだろう。
ただしこれが、今ある葉っぱを痛めないように、且つ光によくあてて元気にしたい、というのが目的であればかなり気を使う必要がある。
寒さに当てないように夜は室内に移動が必須だし、そもそも3月といえどもずっと室内にあった植物が外の日差しに晒されたら余裕で葉焼けする。1時間で葉焼けする。
なのでそういう目的の時は、いろいろと面倒臭い手順を踏んで外に出す必要がある。

外に出す最速の時期はそんな感じだが、最遅はいつか?
基本的には気温があればいつでもいいが、たとえば「10月くらいから外に出します」などというのはあまりコスパが良くないと思う。
10月になってから外に出す場合、それなりの期間を「葉焼けケア」に費やされるため面倒臭い&効果が薄い
効果が薄いというのは、葉焼けケアのために日に当てない時間が長くなるので外に出すことで得られる最大の恩恵(=光)をあまり受けられないからだ。
葉っぱの更新が目的だから葉焼けなんて気にしません!という猛者がいたとしても、10月から出しただけでは新たな葉っぱが出揃う前に寒さ対策で室内行きになる可能性が高い。多少は効果あるだろうが、見た目的には葉焼けしただけの植物が部屋に戻ってくることになる。
なので10月頃からだとコスパが悪い。
出してはいけないということはないので、必要なら出せばいいよ。
ちなみに室内に取り込む時期はどんなか?
目的が達成されたら取り込めばいいが、「いつまで出しておいて大丈夫か?」という意味で言えば、それもやっぱり<ある程度の温度以下になったら>だ。
これももちろんケースバイケースだが、デッドラインは私の誕生日である11月13日頃だろうと思う。
最低気温が15度下回るようなら取り込んでおけば安心だ。
種類によってはそんなに心配しなくてもいいし、寒さに弱い植物なら早めに引き上げた方がいい(当たり前のことを書いてしまった)。
どれくらいの期間外に出しておくか
これに関しては知らない。
葉っぱの更新が目的ならそれが達成した時点で室内に入れればいいし、元気にするのが目的なら気温的にデッドラインまで出し続ければいい。
なので知らない。それくらいは自分で決めて欲しい。Don’t ask,think.
強いていうなら、葉っぱが新芽(展開してる途中で柔らかい状態)のうちはちょっとだけ待ってもいいかもしれない。
葉っぱは新芽として芽吹いた後、しばらくの間は大きく広がっていく。
そしてある程度時間が経つとパリッと固くなって形が固定される。
まだ柔らかい新芽(葉っぱが柔らかい)の時に光がよく当たっていれば葉っぱは小さく厚くしっかりしたものになる。
逆に新芽の時に光が少ないと、葉っぱは大きく薄く貧相なものになる。
なのでそれを避けたければ新しい葉っぱが固くなってからの方がいい。
というものの、いくつも新芽があったら時間差でどんどん展開してくるし、私なんかは一度部屋に戻したい気持ちになったら止まれなくなるので別に気にしないでいいと思う。
なんだよそれ、と思うかもしれないが、強いて言わせたそっちが悪い。
まとめると、好きな時に取り込めってことだ。

ちなみに、どれくらいの期間外に置いておけば効果があるかというのが気になるかもしれないが、それこそ自分の目で見て確かめてほしい。
長ければ長いほど効果はあるし、葉っぱを全部落とした状態で外に出すと早ければ1週間とかで新芽がどんどん出てくる。
ただしそれは気温が大いに関係してくるため、ここで語っても不毛だ。
自分で試して観察して予想し考えることこそ楽しみだと心得よ。
正解だけを求めるのではなく、その道程にこそ価値があるのだよ。
(全てはケースバイケースなので、質問は個別にしてくれれば優しく教えます)
参考画像
5月末に植え替えて外に出した2週間後の色々
↓根っこを切りまくって植え替えたフィカス(品種名不明)


↓鉢のサイズダウンをして根っこ切りまくったインドボダイジュ
葉っぱは全部切り落とした状態から




根詰まりパキラも根っこ切りまくって植え直し



6月末に根っこを切りまくってサイズダウンしたエバーフレッシュと、その10日後



どうやって外に出すか
基本的には右手と左手で鉢を持ち上げて外に出すのが良いと思う。軽いものなら片手でもよい。(←こういうの嫌いです?)
ここでいう「どうやって?」というのはどうすれば安全に外に出せるかという意味だ。
安全にというのは「やっぱり両手で持つ方が安全だよね」ではなく、植物を傷めることなく外での養生に適応させるかということである。
前述したとおり、全部の葉っぱを更新するのが目的なのであれば、なりふり構わず外に出せばいい。
多少は植物に負担にもなるのかもしれないが、その後のリターンが膨大なのでほとんど気にせず大丈夫。
問題は、絶対に葉焼けさせたくないですっ!という場合。
この場合は、結構気を使って対策する必要がある。
帽子にサングラス、ベリーダンスのフェイスべールにアームカバー。
本気で焼けたくないならそれくらいの覚悟が必要なのかもしれない。
(ただ一つ疑問なのは、そこまでしてるのにアームカバーとTシャツの間の5cmは素肌を晒している、という人をしばしば見かける。そこまでするならもう少しだけ袖長めの服着ればいいのにと思うのだが)
なんにしろ、植物でも美容でも日焼けは避けたいものだ。
葉焼けやそれの対策に関しては別の記事で書く予定(まだ書いてない)なので、そちらをチェックして欲しい(まだ書いてないけどね)
長い間室内に置いてあった植物は直射日光が当たるとほぼ確実に葉焼けするから注意して欲しい。
ちなみに直射日光が厳しくても、その厳しい場所で生えてきた葉っぱは強い光に適応するので葉焼けすることはない(基本的には焼けないが、風が無かったり、水やりが十分でないと焼けることもあるのでチョット注意)
注意点
葉焼け以外の注意点もいくつかある。
一番の注意点は、水切れだ。
ちょっと今更だが、番号を振っておこう。
1、水切れ
時期によるが、室内と屋外では土が乾く速度が段違いだ。
市役所勤めと花屋の労働時間くらい違う。
室内の時は「1週間に1度くらいでぇ〜」とか言ってたものでも、外に出したら毎日カラカラです、みたいなことはザラにある。
光が強い、温度が高い、風がある、この三つは植物が水を消費する3大要素であり、屋外には全て揃っている。
水切れには気をつけて、特に最初の数日間は注意深く観察する方がよい。
また、気温が20℃、25℃、30℃をそれぞれ超えるくらいのタイミングは植物が水を吸うスピードがギアチェンして一気に乾きやすくなるので、それも注意。
ただし葉っぱを全部落とした植物はほとんど水を消費しないのでビビらずともよい。
2、すごく成長する
すごく成長するのは嬉しいし外に出す目的でもあるので良いのだが、眼に見える部分が成長しているということは、目に見えない鉢の中の部分も成長しているということだ。
ものによってはひと夏で根詰まりになるようなこともあるので、注意されたし。(ちょっと言い過ぎかな。根っこもずいぶん成長してるよ、ってくらい)
3、室内に戻すと葉が落ちる
植物はたくさん光があたる場所では葉っぱはたくさん出てくるし、暗い場所なら暗い場所なりの葉っぱの数になる。
なので室内に戻せば多かれ少なかれ葉っぱは減ることになる。
とはいえ、かつて室内で10枚だった葉っぱが外に出して100枚になりました→部屋に戻したらまた10枚になります、みたいなことはないので安心して欲しい。
これはもう根拠のない私のイメージだが、外でしっかり栄養を蓄えて体力つきましたので、そう簡単には葉っぱは減らしませんよ、みたいな感じ。
まぁ十中八九、根っこが充実した分葉っぱも維持しやすくなってるんでしょうけど。
4、虫が寄ってくる可能性
外に長いこと置いておくと虫が寄りつくという可能性はやはりある
「寄りつく」と書いたのは、植物に虫がつくというよりは、鉢の中とかしたとかにアリだったりナメック星人だったりが住み着くという感じだ。
場合によってはアブラムシが新芽に取り付いて、それを目当てにアリが寄ってくるということもあるかもしれない。
そういう時は一つ殺虫剤をもっておくとよい。
室内に戻す前に土に殺虫剤をかけて防除すると安心だ。
LUFFでは、ほぼ何も考えず「オルチオン乳剤」というものを使って防除している。
仕入れてきた植物や外に出していた植物を中に入れるときには、これを使って虫のリスクを減らす。
LUFFで10年以上植物を扱っているが、このオルチオン攻撃を耐えて土から虫が発生したのは(確認している限り)2、3回だけだから精度は高い。ただちょっと臭い。
注意点はこんなところだが、一番はやっぱり「水切れ」。
せっかく植物をよくしようとしたにも関わらず、水を切らして枯らしてしまったら本末転倒だ。
(もしそうなったらLUFFで新しい植物を買って欲しい)
本当に室内とは土の乾きが段違いなので注意するように!
5、あまりに元気ない植物を外に出すと枯れる可能性あるから注意
元気のない植物を外に出すことでかなり劇的な回復を見込める反面、あまりにも急激な環境の変化は毒だ。
ある程度元気のある植物なら急激とはいえ、今より良い環境に移動するなら大抵の場合は大丈夫であろう(それでも少しは気をつけてね)。
ただ瀕死の植物の場合、その変化に適応できず枯れてしまう可能性もある。
かなり元気ない植物を外に出す時は、日陰からスタートしてゆっくりと段階を踏んでいくのが大事だ。
まとめ
- 外に出すと劇的に植物が元気になる
- 元気がない時や葉っぱの更新の時に出すとよい
- 外に出せるのは15℃以上の時期(半袖で過ごせる時期)
- いきなり出すと葉焼けするので注意
- その他少し気をつけて欲しい注意点もあるので気をつけて
葉焼けしないように外に出す方法、葉っぱの更新の方法もいずれ記事にしたいと思ってます。
書いたらここにリンク貼っときますね
