カテゴリー: 植物の基本

植物を育てる事は難しいか

植物を育てることは難しいか?

どうでしょうね、僕はそれほど難しくないと思います。

よく「私、サボテンも枯らしちゃうくらいだから…」という、自称ズボラな人がいます。
ですが、僕はズボラだから枯らしたのではないと予想します。

ズボラというよりは、相手が望んでもいない間違った愛を注ぎ続けるイタい人じゃないかと思うんです。

もしも本当にズボラで、サボテンが枯れるまで水をやらなかったのであれば、それはズボラを通り越して記憶喪失です。

少々大げさな言い方ですが、サボテンは毎日水をやれば数週間で枯れることもあるし、逆に水やりもなんにもしないで放ったらかしにしてても1年くらい平気だから。
そういうのを知らないで、「毎日お水あげるわ、だってそれが愛情でしょ」とばかりに世話してる気になってる、そんな感じなんじゃないの?と思っちゃったりしてます。

 

序盤からサディスティックな物言いだったので、気分を変えて・・・

下の図は以前ネットで見つけた面積を求める問題。
解けますか?

僕は解けます。
解き方知ってるから。

方法を知っていれば、ひとつも難しいことはありません。
ただし、知らないと結構むずかしい。

<知っているかどうか>

植物を育てる上で必要なスキルはこれにつきます。

知らないまま間違えた方法をやって、「コレは難しい」と結論づけてしまうのは間違った答えだと思います。
間違った育て方をして「枯れた。植物は難しい。もう買うの止めよう」となるのは悲しいです。

余談ですが、花屋やホームセンターの店員さんの育て方トークを横から聞いていると、悲しくなることが多々あります。
それは違うだろう、と。
それを鵜呑みにした迷える子羊が<枯れるべくした育て方>で植物を枯らしていく。
そして「枯れた。植物は難しい。もう買うの止めよう」コースに。

知らないなら知らないと言えばいい。
このご時世なんだから、ネットで調べると詳しく書いてありますよ。と、そう言えばいいじゃないですか。

僕はそうしてます。
わからないときは「わからないけど、多分大丈夫」とか「ネットの方が詳しい」とか、よく言っちゃいます。
知っていても短時間で伝えるのが難しいときは、そうしてもらう方がお互い良いと思うし。

 

結論、<植物を育てることは、育て方を知っていれば難しくない>ということ。
まぁ、一部例外を除いてということにはなりますが。

  1. 健康で丈夫な植物を買って
  2. 適切な置き場所で
  3. 適切な管理をする

って感じにしとけば、一般的な植物ならもう無双状態です。

 

じゃあそれって具体的にはどんななの?というのはまた別記事で・・・

植物の選び方①(置き場所と種類の話)

 

 

 

丈夫な植物とは

「丈夫な植物ってどれですか?」

この質問は10000回くらい受けました。
その度に私は、その質問に答えずに植物を置く場所や環境のことを聞き返します。
質問に対して質問返しです。

でも、その質問に「これです」と答えた時点で、僕が植物を扱っている意味がなくなり、それはただの券売機と同じ地位になってしまうと思っています。
面倒くさい人と思われても、そこは譲れないのです。

そして結論としては、丈夫な植物などありません。
南極に行けば凍るし、砂漠に行けば干上がります。

それに、すべての植物は丈夫です。
何億年だか何十億年だか地球で生きてきて、南極であろうと砂漠であろうと育っている植物はあります。

何が言いたいかというと、

「その環境に適応しているから丈夫に育っているのであって、環境が違えば丈夫に育たない」

ということです。

砂漠で育つような丈夫な植物であっても南極に持っていけば即枯れるし、その逆もまた然り。
当たり前ですね。

なので、「丈夫な植物はどれですか?」の一言だけでは何も答えられないのです。

 

「理想の恋人を探しているのですが、紹介してくれませんか」

じゃあ、逆に聞くけどどんな人がいいの?
見た目は?身長は?収入は?趣味の合う人?大事にしてくれる人?干渉しない人?

植物を上手に育てることは、恋人と上手に付き合っていくようなものです。

相手がどうしてほしいのか、何が好きで何が嫌いか、それを知ることです。

相手の為にどれだけのことができるのか、毎日会いたいのか週に一度だけでもいいのか、はたまた数か月に一度?冬の間は一切会わないでも大丈夫?

相手は毎日会いたいのに、自分は週に一回しか会いたくない、そんな相性なら長くは続かないでしょうね。

植物の中には、毎日のように水をやらなくてはいけないものもあるし、一か月に一度程度が良いものもあります。
中には数か月の間、水をあげてはいけないものさえも。

相手が何を思っているのか、恋人に接するように相手のことを知りたいと思えば上手に育てられるはずです。

大事なのは「知ること」です。

「丈夫な植物」などありませんが、「あなたにとっての丈夫な植物」であれば見つけるお手伝いはできます。

こんなところに置きたいと詳しく教えてくれれば、あなたにふさわしい植物を一緒に探しましょう。
イケメンに出会ったとしても、時には「あなたには相応しくないから」と購入を止めることもあるかもしれません。
それでもイケメンと付き合いたいならかまいませんが、「やっぱり見た目じゃない」と悟る時がくるかもしれません。