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フィカス アルテシマ ウィルディマニアーナ

フィカス アルテシマ ウィルディマニアーナ

フィカスシリーズの一つ、アルテシマ。
そのアルテシマの斑入り(ふいり)の品種がウィルディマニアーナです(業界用語的にはウィルディ)

名前が長くて書くのが面倒なのが難点ですが、初心者にも育てやすくて人気もあります。

私は植物に対して「育てやすい」とか「丈夫」とか言うのはあまり好かないのですが、このウィルディは何が育てやすいのかというと、

①寒さに強い
②水のやり過ぎ&水不足に「極端には弱くない」
③暗さに「極端には弱くない」

といった理由でしょうか。

寒さには強いです。
少なくとも大都会東京では余裕で外で冬を越えます(23区外は知らん)。

まぁ、人が生活している室内で育てる分には極端に寒さに弱い植物を除いて、低温に気をつけなきゃいけない植物はあんまり多くないですけどね(雪国は知らんけど)。

②と③はあくまで「極端には弱くない」というレベルですので誤解なきように。

なので、まとめると「なんとなく水やって、あんまり暗くない場所」で育ててれば枯れないですよ、という話です。

そういう意味で初心者にも育てやすいのではないかなとは思います。

ただし、本当はなるべく明るい場所で育てる方が丈夫でキレイに育ちますし、虫がついたり枯らしてしまったりのリスクも減ります。

このウィルディマニアーナは、緑の葉のフチに白く色の抜けた斑(ふ)が入っています。
この斑は、明るい場所で育てるとくっきりしっかり現れて、暗い場所だとだんだん緑が濃く変化します。
基本形は緑のフチに薄緑みたいな色合いですが、モノによっては薄緑どころかほぼ白になってるものもあります。

置き場所の明るさにあんまり自身がない場合、あんまり白がくっきりハッキリ出ているウィルディは買わないほうがいいかもしれませんね。

くっきりのヤツは圃場などで思いっきり日光が当たってた可能性があり、明るくない場所に慣れていないと一気に葉っぱを落としまくる場合があります。
特に新芽が伸びるタイミングと重なると泣けるほど落葉することがあります。
(くっきり白のやつがが悪いわけではないですよ。それを急に暗い場所に持っていく貴方が悪いのです。)
気をつけたい虫の被害は、カイガラムシ。
葉の裏や枝分かれのつけ根部分にカイガラムシが付くことがあります。
(環境によりますが、特に付きやすいわけではありません。付くこともあるよ、くらいの感じですね。)

見つけにくい敵ですが、葉っぱや植物の周りの床などがベタベタしていたら要注意。
ベタベタの真上あたりのどこかにカイガラムシがいるはずです。

見つけたらティッシュなどでとるか、大量だった場合は薬に頼りましょう。
(カイガラムシなど虫への対策もいずれ書きますね)

カイガラムシを防ぐには、室内の乾燥・風通しの悪さ・暗さを改善すれば良いと思います。
(暗さは、暗いから虫が来るのではなく、暗いから植物が元気無く育って、結果として虫が付きやすくなる)

 

フィカス・アルテシマ ウィルディマニアーナの育て方をまとめると

  • なるべく明るい場所で育てる(私のスマホの照度計アプリで2000lux以上。
  • どんどん緑が濃くなってきたら光が不足気味のサイン
  • 寒さには強いので周年屋外でも可(東京の場合)。
  • 成長は早くも遅くもない(どちらかというとやや遅くらい)
  • 虫はそれほど心配しなくてもいい

といった感じです。

 

 

オリーブ

オリーブ
モクセイ科

シンボルツリーといえば?で最初に名前が挙がるくらいメジャーなオリーブ。
植木以外でもオイルとか食べ物とかで名前が知れているから親近感湧きますよね。

少しシルバーがかった葉っぱや、実がなっちゃうのも魅力的です。

ノアの方舟の話で鳩さんがオリーブの小枝を咥えて飛んできたり
オリンピックの優勝者にオリーブの冠をプレゼントしたり
昔からなにかと優遇されている感が鼻につくという方もおられるかと思いますが、オリーブにはそれなりに評価される実力が備わっているのです。

評価点 その1
名前が良い

先述した通り、オリーブはメジャーで人気があります。
知ってる名前というだけでなんとなく育ててみたくなっちゃう

評価点 その2
丈夫

私は色物に対して「丈夫」だとか「強い」などという評価はしたくないのですが、と前置きした上で、、、

オリーブは日当たりの良い場所でしっかりと水をやっていれば元気に育ってくれるでしょう。

根の状態によりますが(←超重要)、しっかりした物であれば水不足にも強く、少しくらいの水やり忘れは許してもらえます。

評価点 その3
メジャーである

これは気持ちの問題ではなく、<メジャーである=人気がある・需要がある>ということは商品として多様なものが流通しているということですね。

ただこれは玉石混淆とも同義なので、良いものを見る目が問われます。
『素人の私にそんなこと言われても困るわよ』と炎上しそうですが、とりあえず信頼できそうなお店で買いましょう。

 

評価を上げたあとは、その分落としますね。
オリーブのダメなところをどんどん言います。

1、虫が付くことがある。
これは外で育ててる植物はどれもそうで、運みたいな部分もあります。
私の選んだ「三大オリーブにつく虫」は
スズメガ・ヘリグロテントウノミハムシ・ドウガネブイブイ

スズメガは巨イモムシ、ヘリグロなんとかは少し小さめのてんとう虫みたいなヤツ、ドウガネブイブイはカナブン(の幼虫)です。
(それぞれの虫はいずれ別記事で紹介しますね、たぶん)

まぁ付く確率は高くないし、ヘリグロなんちゃらはほぼノーダメージです。

巨大イモムシとコガネムシ幼虫は被害が甚大の場合があるので注意。

特にコガネムシは素人が気づくのは難しいのでどうしましょうね。
私なら一瞬で気づきますが。

 

2、イタズラに丈夫なため、放置されがち。
これは育てる側の問題ですね。

3、品種によって横広がりタイプがある
品種によってはあまり縦に伸びず、横にばっかり枝が伸びてく種類もあるのでちょっと注意です。

といった感じです。

実際、<オリーブだから>という特有のデメリットはないですね。
虫のリスクはどんな植物でも同じことですし、予防をすればほぼ無問題です。

育て方のポイントは
1、日当たりは有れば有るだけ良し
2、水をやる

くらいです。

日は強ければ綺麗な色・形に育ちますし、病害虫に強くなります。
多少日当たりが悪くても枯れはしませんが、ヒョロヒョロでピロピロに育ってしまうでしょう。

水やりも、基本の<土が乾いたらたっぷりやる>を真面目にやって入ればなんの問題もありません。

補足
オリーブは、品種の違うオリーブを2本以上植えてないと実がならない性質があります。

が、私の経験上、一本しか植えてなくても結構実がなることがあります。
じつは自家受粉しているのか、どっかから花粉が飛んできてるのかわかりませんが、結構なります。

(品種にもよります。ルッカなどは一本でも実がなりやすいらしいです)

 

アカシア ブルーブッシュ

アカシア・ブルーブッシュ

マメ科 アカシア属

 

近年超人気のミモザの花が咲く木です。

ミモザというのは、黄色で丸っこい花が房のように密集して咲く花の事(だと認識してますが間違ってますか?)。
銀葉アカシア・房アカシア・ブルーブッシュ・ゴールデンワトル・パール・フロリバンダ・三角葉など、アカシアにはいろいろな品種がありますが、だいたいみんな黄色い丸っこい花を咲かせます。

なので、まとめて大体そこら辺全部をミモザと読んでいるのが世間一般だと理解してます。

いわゆる一般的な<ミモザの花>は銀葉アカシアとか房アカシアの花で、それ以外は少しずつ色や大きさに微妙に変化があります。

当のブルーブッシュは、若干色が薄めな花を咲かせます。レモン色っていうんでしょうかね。

銀葉アカシアよりは少~しだけ淡い爽やかな色の花です。

 

そんなアカシアの中でも、個人的にはこのブルーブッシュが最もオススメの品種です。

いわゆる「推し」ですね。推しアカ。

アカシアの木って、本来結構大きい木なんですよね。
たまに公園とかに植えてあったりする5、6メートル級の銀葉アカシアなんか、もう圧巻です。

ただそれを一般市民の家にちょうどいいサイズにするとなると、話が変わってきます。

大木をそのままの樹形でミニサイズにできれば最高ですが、実際は貴方が盆栽の達人でもない限りは不可能。

(種類にもよりますが)アカシアは伸び伸び育ててなんぼの木なので、キレイな樹形を保ってコンパクトにするのはシロウトの貴方にはハードルが高すぎるんです。

その点、このブルーブッシュは切れば切るほどよい形に育っていくので、良い樹形をコンパクトに保ちやすい。

良くも悪くも成長が早いので、剪定を失敗して変な形になっても、早めに伸びてきてリカバリーできちゃうのもシロウトの貴方にとっては嬉しいポイントです。

逆を言うと、長い期間剪定せずに放任主義で育てていると不格好な樹形になっていきますので気をつけましょう。

(なぜ「切れば切るほど良い形になるのか」は、また別の機会にはなしましょう)

 

切れば切るほど形が良くなって花も沢山咲くようになりますが、注意点が一つあります。
剪定する時期には気をつけてください。

ブルーブッシュなどは桜より少し早く3月頃に花を咲かせますが、大体梅雨に入る頃には次の花の蕾を作り始めます。
なので、6~7月以降に剪定をすると、蕾ごと切り落としてしまうことになり花の咲く数が減っちゃいます。

剪定はゴールデンウィーク明ける前くらいには済ませておくといいと思います。

逆に7月過ぎてくると蕾がついているのが簡単にわかるので、それを残して他の部分を切るという作戦もアリかもしれません。

 

育て方のポイントとしては、

  1. 日当たりのよい場所で
  2. しっかり水をやり
  3. (綺麗に育てたければ)こまめに剪定する

という感じです。

日当たりが良いとシルバーグリーンの葉がより綺麗になるし、花つきも良くなります。
葉が密に生えて枝や幹も太く丈夫に育ちます。

逆に日当たりが悪いと、葉っぱは緑みが強くなってヒョロヒョロと伸び害虫も付きやすくなってしまいます。

 

そしてマメ科植物あるあるですが、水を吸うスピードが早いです。
土が早く乾きますので、しっかりと水やりをしてください。

特に春先と夏。

夏は言わずもがなですが、春先の気温が18~20℃を超えだした頃に急に水を吸うスピードが上がりますので、冬の間怠けていた水やりのペースでは間に合わなくなったりします。

 

そして前述した通り、こまめに剪定していくとキレイな樹形に育ちます。

 

害虫は、カイガラムシ。イセリアカイガラムシという種類のカイガラムシがやや付きやすいです。
イセリアカイガラムシというのは、レーズン程度の大きさのシロナガスクジラの顎の部分に片栗粉をまぶしたみたいな虫です。(キモいの覚悟で画像検索を)

初見では虫だと認識できない人もいるかもしれないような、独創的な容姿の生き物です。

相当悲惨な場合を除き植物に致命傷を与えるような虫ではありませんが、排泄物で葉っぱが汚れてそこにカビが生えたり、その甘い排泄物を求めて蟻ちゃんがよってきたりするので、見つけ次第デコピンで退治しちゃいましょう。
(デコピンする場合は、強すぎると虫汁が手についたり、弱すぎると踏ん張ってその場に留まるのでキモいです。実践する前にちょうどいい強さでヒットできるように練習しておきましょう)

デコピンの力加減うんぬんの前にそもそもキモいという人が大半だと思いますが、その場合はティッシュとか棒的なものとかで落とすようにしてください。
このイセリアカイガラムシは大発生することはあまりないので、いるかどうか分からない場所に殺虫剤を振りかけるよりも物理攻撃で倒したほうが楽だし効果的だと思います。

予防と言う意味では殺虫剤も良いかもしれませんが、最大の予防は環境の良い場所で育てることです。
環境が良ければあんまり(ほとんど?)心配しなくていい虫です。

 

日当たりのよい場所でしっかり水をやる。
蕾を切らないように気をつけつつ、こまめに剪定する。

そうするとシルバーグリーンの美しくオシャレな木が春先にキレイな花を沢山咲かせてくれます。

私の推しアカシア、ブルーブッシュです。