STAN SMITH

例えば今回のように花で何かを作る場合、個人的には絶対にNGなことがあります。
それは幼稚になってしまうこと。悪い意味で手作り感が出てしまうこと。

今回も可能な限り再現度を高く、リアリティを重視して制作しました。

フォルムが重要なので、まずは実物を採寸。
同じ比率になるよう電卓片手に計算して図面を制作。
そこから、使う花の厚みを考慮して調整。表面積を計算して必要な花の量の割り出し。

制作する時期に出回る花のボリュームなどを予測して、花の手配。(ここが一番難しい)

制作もさることながら、こういうテンプレートのない仕事は事前の計算や準備がとても大切ですね。