山吹(ヤマブキ)

ヤマブキ 山吹


花持ち:並。花が散っても葉は長く楽しめる

ドライ:やったことないけど、多分無理。ただ枯れるだけで棒だけ残ると思う。

出会いと別れ。
春はそんな季節です。

ヤマブキは春に咲く花です。
公園や町中でも結構植えられているので、目にすることもあると思います。
そのわりにあんまりフィーチャーされない地味な存在。

切り花でも、だいたいの場合長さがあることが多いので中々手を出しにくいのかな、という印象もあります。

でも、寒い朝の窓辺なんかにヤマブキを活けてあると、なんとも凛として心が清浄されると共に一日を始める活力をいただける気がします。

僕は窓辺に活けたことはないので、想像でしかありませんが・・・

花はそこまで長持ちというほどではありませんが、蕾がいくつもついているので徐々にそれが咲いてきて長く楽しめます。
葉がキレイなのもポイント高いですね。

さらに魅力をいうと、長い枝で活けづらいのかと思いきや、枝自体が華奢で軽いので小さな花瓶に思い切ってビヨーンと数本活けてしまっても大丈夫なのです。

以前ブログに書いたコデマリも似たような形状の花(植物)ですが、なんかこういう花木を飾っていると何となく「丁寧に生きてるな、自分」っていう気持ちになるのはなぜでしょうか。そんなの僕だけでしょうか?

ちなみに色鉛筆とかの<やまぶきいろ>は、もちろんこのヤマブキからきた名前です。
僕は花屋になるまでしりませんでした。

興味ないと思いますが、科はバラ科です。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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