今日の花は<ラクスパー>
品種はミスティーラベンダー

「ミキティーーーー!!」という有名な名言がありますが、このミスティーラベンダーとは関係はないようです。
また、<雪月花>という言葉がありますが、これは四季折々の美しい情景を表す言葉で語源は「雪月花時最憶君」。中国の詩人の詩です。
なにか美しい景色を見たときに、『今頃あの人は何をしているのかなぁ。この景色をあなたにも見せてあげたいな。』というような感じの詩。
たぶん愛ですね。
「ミキティーーーー!!」も通づるものがあるように感じます。
「ミキティーーーー!!」も<雪月花>も好きな言葉です。

さてこのラクスパー ミキティラベンダーですが、何はともあれ色が良い。
そのまんま過ぎて説明も憚られるのですが、ミスティックなラベンダー色がとても良い。おしゃれです。
小学校1年生くらいの時に友達に教えてもらった、『紫を好きだと洪水が起きる』という恐ろしい話があったので、なかなか本心を言えないままだったのですが、大人になった今、その話は科学的ではないと確信しています。
なので隠さず言うと、この紫の花の色が好きです。
とても美しい。

ラクスパーは一本の茎に花がたくさん縦に?ついてる植物です。
トウモロコシスタイルといいますか、たけのこの里スタイルといいますか、要するに上から下まで花がついています。
咲くのは下から順番。すなわち散るのも下から。
なお、ラクスパーに似た花にデルフィニウムというものがありますが、別に気にしなくて大丈夫です。
私もなんとなくしか認識していません。(というより、興味がない)
花の質感はティッシュペーパーみたいな感じでサラサラ?ふわふわ?なので、「なんや、花保ち悪いんか?」と思われがちですが、案外長持ちします。
(いつで回るのかわかりませんが)春に出回るやつは2週間とかいけたりします。
LUFFで売れ残ったやつをPCの横に置いて飾ってたら意外に咲き続けていて、そのまま売っときゃよかったじゃんってなります。
長く保ちますが、散る時はがっつり散ります。
ハラハラバラバラと花びらが散るので、テンション高い時は振り回して花吹雪とかできますよ。

ジメジメや風通しの悪いのは苦手です。
密集した状態で花瓶にいれたりすると、梅雨時期なんかは特に茎や花にカビが生えたりします。最悪ですね。
風通しが悪いのもカビの原因になりますが、それよりもガスですね。
マニアックな説明になりますが、この種類の花はエチレンに弱いらしく、たとえば新聞紙とかに巻かれたままの状態なんかだと、そのエチレンにやられて花が散りやすくなったりします。
まぁ、紙で巻いたままの状態にしとく理由はないので、一般の人は気にしなくていい話かもしれませんね。気をつけるのはお花屋さんの方。
エチレンっていうのは各々検索してください。
熟した果物とかからも発生しているらしいので、もしかしたらリンゴのそばに花を置いたら花が散りやすくなるかも。さすがにそんな影響ないか。
個人的には元々あまり興味のない花だったのですが、2025年春時点でけっこうマイブームとなっています。
これからも積極的に仕入れてくると思いますが、これもまた2025年春時点でLUFFではあまり売れていない花です。
でも、売れ残ったからこそ見えてくる景色もあるので、めげません。
私、へこたれへん! Provided by 辻元清美
3時起きで現在21時にこれを書いてるせいか、なんかこんな文章になってますがお許しください。
冒頭ミキティーにした時点で自分でもちょっと違和感ありましたが、写真だけは綺麗にとれているのでご容赦くださいませ。
興味ないと思いますが、科はキンポウゲ科です。