
デルフィニウム ベラドンナ トリックピンク
デルフィニウムの中のベラドンナ系と呼ばれるタイプのトリックシリーズのピンク色の花、という複雑な立ち位置。
花屋さん的には「ベラドンナ」とか「デルフィ」とかで呼ばれることが多いですかね。細かいことは気にしない的な?
ただしベラドンナという全然違う植物も存在するので注意です。
たぶん生きているなかでデルフィニウムのベラドンナと本物のベラドンナを間違えて困る事案など発生しないと思いますが、<知っている>ということは価値になりますからね。
ちなみに本物のベラドンナ(ナス科オオカミナスビ属)の実は食べると死ぬとか…
オオカミナスビって名前が可愛い…
もうひとつちなむと、ベラドンナは<美しい女性>という意味らしいです。
好きです。

花もちは意外に良好。
LUFFのスタイル的に花束やアレンジに使うことは少ないですが、こんなん花瓶にポイっと入れておいたらおしゃれなんじゃないでしょうか。
まぁ、3、4本は欲しいとこですよね。
花瓶にはよるけど、1本で飾るのは中々アレだと思うので、何本かまとめて飾りたい。
そしてLUFFでは何本かまとめて買って欲しい。なるべく多く、なるべく高い花を。可能な限り高頻度で。
これの緑色バージョンの品種もあるのですが、個人的にはそちらも好みです。
ただ、地味めなので万人受けはしないかな。綺麗なんだけど。

花の後ろのツノ?みたいな部分がデルフィニウムの特徴なのですが、これが絡まり合って邪魔くさい時があります。
邪魔くさい時があるというか、常に邪魔くさいです、花屋さん的には。
ちなみに、この花の後ろ側のツノ?みたいな部分、「距(きょ)」という部分なんですが、よく見てください。
何に見えますか?
デルフィニウムの語源はドルフィン。(正確にはラテン語のdelphis)
すなわちイルカですね。イルカのクチバシに似てるからデルフィニウム
この花に名前つけた人、このツノみたいな部分を見て「見て見て!ここにイルカさんがいるよぉ!」ってなるのどんな感性してんの?ってなりますよね。
LUFFにはたまに入荷するので、よかったら試して見てください。
なるべく多く、なるべく高頻度で。
興味ないと思いますが、科はキンポウゲ科です。
後日追記このトリックピンク。花が終わりに近づくと花色が青く変化してきました。なんとも美しい。
この花に限らず、実は枯れ際にこそ美しくなる花もあるので、花を飾るときはケツの毛一本残さないつもりで最後まで楽しむことをお勧めします。



