アジサイ

紫陽花
6月は紫陽花の時期ですね。
切り花でアジサイっていうと、なんとなく長持ちしなそうとか水が下がりやすい(萎れやすいって意味)ってイメージありませんか?

そうでもないですか?私だけですか?

でもしっかり水揚げされていて新鮮なものだと、驚くほど長持ちするんです。
どれくらい長持ちすれば驚くのかというのは人それぞれなので、安易に感覚的な表現をするべきではないですね。
新月が三日月〜上弦の月を経て満月になるくらいの間、咲いていてくれると思います。(わかりやすいように感覚的な表現ではなく詩的な表現に変えました)

事務的にいうと要は2週間くらいですね。
もちろん温度なんかに左右されるのでアレですが、まぁそんくらい長持ちするということです(これくらいじゃ驚きませんかね?)

紫陽花は切り花だと水の吸い上げがあまり良いほうではないので、大きめの葉っぱはなるべく取り除いた方がよいですね。
花瓶の水も深め(多め)が吉です。

よく言われるのは、カットした茎の中心部の綿みたいな部分を取り除くと良いというのがありますが、LUFFではそんなに重要視していません。
まぁ、一応取るけど、くらいの気持ちです。

新鮮なものを選べばあんまり関係ないんじゃないかな、というのが花屋20年での感覚です。

ただ、吸水性スポンジに挿してアレンジメントにするときは必ず取る様にしています。なんとなくですが。

あじさいのドライフラワーなんかはとても素敵で人気もありますが、今回紹介した画像のあじさいは残念ながらドライフラワーには不向きです。

いま時期(6月頃)咲いているフレッシュな感じの花びらしっとり系の紫陽花はほぼほぼドライフラワーにはならず、濡れた小鳥みたいな感じになって萎れてしまいます。悲しいですね。

ドライフラワーにしたいなら、花びらガサガサ系の硬い系の紫陽花を選ぶことをおすすめします。
ただし、そっち系は凄くお値段が高かったりします…

とはいえ、めちゃめちゃ長持ちしますし、ドライフラワーにもできるのでコスパという意味でで考えれば安いかもしれませんね。

ドライフラワーになるのとならないのは、何が違うかというと私はしりません。
知らないというか、人に教えられるほど正確な情報をもってません。

多分ですが、まずは種類の問題。
あとは、切り花にするタイミングなのではないかと思ってます。
咲いたばかりのあじさいを切花にしてもドライにはならないんだと思います。たぶんの話です。
(詳しい人いたら教えてください)

興味ないと思いますが、科はアジサイ科です。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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