観葉植物に明るさが足りないとどうなるか

明るさが足りないと観葉植物はどうなるか

植物にとって光というのは、人間で言い換えれば<お金>のようなものです。

食事をするにしても、寒さをしのぐ家に住むにも病院に行ったり薬を買うのにも、何するにしてもお金がかかります。

お金があっても愛がなければ空虚な人生かもしれませんが、お金なき人生の先にあるのは死かもしれません。

植物にとっては光がお金のような役割をしていて、どんなに愛情を込めて育てようが、光がなければ待っているのは枯死です。

光の大切さは<植物の置き場所について>でも書きましたが、植物を育てる上で最も重要な要素です。

目次

光が足りないとどうなるのか

それでは、光が不足するとどうなるのか…

STEP
少し不足

徒長(間延び)したり、新しく出てくる葉っぱが大きくなったりする。
斑入りの植物やカラーリーフの植物の葉っぱの色が、どんどん緑っぽくなってくる

STEP
さらに不足

葉っぱが黄色くなったりボトボト落ちる。
新しい葉っぱの形が変だったり、茶色や黒になる部分がでてくる

STEP
マジで不足

枯れます

上記以外にも、各種耐性(厚さ寒さ水不足水過多諸々)が低くなったり、虫がつきやすくなったり、根腐れのリスクが高くなったりと、悪いことづくめです。
要は体力が低下して元気がなくなるってことですね。

観葉植物の調子悪くなる原因は大半が光不足だと思います。
光が足りなくて水をあまり吸わなくなって根腐れしやすくなる、など間接的なものも含めたら90%くらいの原因がこれなんじゃないでしょうか。知らんけど。

改善方法

光が足りない時はどうすればいいか?
それは明るいとこに置くことです。
そりゃそうですよね。あたりまえです。

できればで明るい場所で常に育てるのが理想ですが、そうもいかない時の対処方法を今だけ無料でお教えします(いつまでも無料ですが)

少しの時間でも明るい場所に移動する

小さい植物であれば、光の当たる場所に移動させるとかなり効果があります。
大きい植物でも気合があれば移動させられるでしょうが、たぶん面倒です。

1日に数時間、1週間に何日かでも光に当てられればずいぶん違ってきます。
なるべく長い時間がいいですが、1時間でも週1でもやらないよりは断然良いです。
(ただし注意点があるので後述します)

スマホを充電するように少しでも光を補給させてやってください

照明をあてる

できれば植物用のライトが理想ですが、それなりに高価です。ピンキリですが高価なものはかなり高価。
それでいて効果の方は目に見えないものなので、いいのか悪いのか分かりづらい。

安物でもある程度は効果があると思いますが、壊れやすかったり、そもそも嘘くさかったりする場合もあります。
高いものは値段の分の効果があるのか実験したわけではないので正直わかりませんが(多分あると思ってる)、後悔はしないと思います。

また、植物用でなくてもある程度の効果はあるので、とりあえず家にあるライト当てとくだけでもイケちゃったりするかもしれません。

なるべく水をやらない

これは植物の育て方ヒエラルキーの下層にいる人には目からウロコではないでしょうか。
植物は温度と光(他にもだけど)があるとよく水を吸います。
逆に温度低かったり暗かったりすると水を吸いづらくなってきます。

その時に水をやりすぎると根腐れのリスクが高まります。

なので、なるべく水をやらない。土がよく乾くまでやらない。
もちろん枯れてしまっては元も子もないのですが、なるべく水を控えれば暗い環境でも多少は我慢させることができます。

光にあてる時の注意点

そんじゃあとりあえず光にあてればいいのね、と天気のいい日にいきなり外に出すのは御法度です。

急に強い日差しにさらされると<葉焼け>を起こして、葉っぱが茶色く枯れてしまいます(白っぽくなる場合もあり、色が抜けたようになる場合もあり)。
明るくない場所に置いてあった植物を急に外に出したりすると季節問わず葉焼けする場合があるので注意です。

また、夏や冬は室内との温度差が半端ないので外に出すのはあまりおすすめしません。

葉焼けさせないようにするには
とりあえず窓際

曇りの日に出す、もしくは日陰に出す

午前中だけ出す

ずっと出す

みたいなステップを踏んで日光浴させるのが安全策です。

まぁ、ちょっと慎重すぎな感じで書きましたが、要は急に外出すと危ないよということです。

屋外だと日陰でも室内より数段光量がある場合が多いので、日陰でも十分補光効果はあると思います。


中国のことわざに、光不足は万病の元というのがあるくらい、観葉植物を育てる上で光は重要です。
ぜひとも明るい場所で元気に健康に育てられるよう、心がけてください。

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