
今日の花はラナンキュラス ラックス アリアドネ。
春の花代表だったラナンキュラスですが、生産者の努力の結晶なのか技術の向上なのか、最近は一年の半分の期間出回るようになってます。
そういうのってどうなんですか?
花は季節のものを使ってこそ意味をなすのではないのか。
果たしてそれって豊かな生活と言えるのでしょうか?
と、いうような問いかけはするつもりはありません。
別にどっちでもいいです。
一年中あるならあればいいし、無いならひと時の有り難みを噛み締めるのもいい。
使いたければ仕入れてくるし、そうでなければ仕入れない。
ただそれだけの話です。
さて、毎度のことながら無意味な話から入りました。
春の花ラナンキュラス。
そのラナンキュラスのラックスシリーズ。

花びらがワックスがかったように光沢があってつるんとしています。
勘のいいアナタはもうわかっていると思いますが、ラナンキュラス の花びらにワックスがかった光沢。
で、ラックスです。
私なんかはラックスと言われたら反射的に「スーパーリッチ」と言ってしまいそうな世代ですが、ラナンキュラスのラックスはそういった特にひねりのない命名だそうです。
花びらは薄くて繊細、何となく持ちが良くないのかしらと思ってしまいがちですが、実はとても長持ちです。
通常の(丸っこいタイプの)ラナンキュラスと違って、花が重くないので俯くこともなく飾りやすい。
1つの花自体もそれなりに長く楽しめますが、一緒にいるつぼみさん達も結構ちゃんと咲いてくれます。
そんなのも含めてとても長く楽しめる花となっております。
なお、<アリアドネ>はギリシャ神話に出てくる人の名前です。
Wikipediaによると「とりわけて潔らかに聖い娘」という意味の名前だそうです。
もう高貴で清らかそうすぎて、なんて読むかわかりません。
とても長持ちで綺麗で素敵な花ですが、ちょっと高いです。
でもその価値は充分にあると思いますよ。
