アベリア

アベリア
和名だと「衝羽根空木」という領域展開みたいな名前になりますが、一般的にはアベリアと呼ばれます。(読み方はツクバネウツギ)

よく公園とかに植えられてて、ガッツリ刈り込まれている姿を見たことがあるかもしれません。

切花で見ている花が実際にどこかに生えてたりすると、なんとなく嬉しい気持ちになるのは私だけですか?

けっこうありふれた花といえばその通りなのですが、ありふれたものでもスチュエーションが違ったり気分が違ったりすると、また別の見え方になって新鮮だったりします。

花も咲くのですが、花の寿命は短くポロポロと落ちます(公園でもそうでしょ?)
しかしながらこの花が本領発揮するのは花よりも萼です。ガクです。
ガクっていうのは、花の下あたりにあるヤツです。

それが赤っぽく色付いていて、花とはまた違った趣と華やかさがあるのです。

主役級のキャラじゃないかもしれませんが、これがあるとニュアンスや世界観ができてきて花束が俄然よくなります。
寺島進ですね。アベリアは寺島進。

単独で花瓶に飾ってもいい感じだと思いますよ。

ちなみに寺島進は中学校の先輩です。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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