ポリシャスの育て方

ポリシャスの育て方

ポリシャス、あんまり馴染みない名前ですかね。
観葉植物としての流通はボチボチといったところでしょうか。多くはないけど珍しくはないって感じ。
写真のものはポリシャス フルティコーサという品種

別名でタイワンモミジという名前もあったりしますが、誰もそう呼んでいません。

大きな葉が好き、という意見をけっこうよく聞きますが、そんな中でちょっと変わった葉っぱの持ち主(種類によりますが)で他に似ているものがないユニークなビジュアルの観葉植物です。

そして案外「かわいい!」と人気だったりします。

個人的にはこの植物の魅力がわからず、「これの何がいいの??」と以前は思っていました。

しかしながら長年付き合っていると、その丈夫さも相まってだんだんと好きになってきたりして。
なんか地味だし、一見すると元気なさそうに見えなくもない。
でも実は暗いところにも強めで、水やりも頻繁でない(逆にいうと水のやり過ぎには注意しないといけないけど)。
全く眼中になかったのですが、じわりじわりと今は好きです。

先述した通り、暗さにけっこう強いです。
明るい場所で育てるに越したことはないですが、けっこう耐えてくれる。

そして、水やりが頻繁でないので楽。
なんかナヨナヨしてる葉っぱなので水をたくさんやらないといけないんじゃ?と思っちゃいそうですが、実際はそんなことはなく、土がカラッカラに乾いてから水やりするくらいでOKです。
逆にいうと、水のやり過ぎには弱く、特に寒い時期とかに水をちょっとでもやりすぎると腐れます。

見た目と違ってけっこう丈夫な植物ですが、弱点もあります。

1つは<寒さに弱い>
これはけっこう弱いです。
寒さに弱いって言っても家の中なら平気でしょ?とは言い切れない弱さです。

わざわざコレのために暖房をつけ続けるなんてことはなくていいですが、いつも人がいない場所とかに置いておくのは少々デンジャラス。
玄関とか寝室とか?要は、家の中でも「寒っ」ってなるところには置かない方が良いでしょうね。
あと、冬の夜の窓際。

ちゃんと測った訳ではないですが、10℃以下になる場所はやめといた方が無難です。

もう1つは、水のやり過ぎ。
見た目に反して、土の乾燥にはかなり強いですが、逆に水のやり過ぎ(土がずっと濡れてる)には弱いです。
<弱め>ではなく<弱い>です。
特に<寒い×水やり過ぎ>はイシツブテで草タイプのポケモンに挑むくらい危険な行為です。

(いつも言ってるように)植物の状態にはよりますが、水やりは土がカラッカラになってからで十分です。

見た目にも性質にもややクセがある植物ですが、寒さと水のやり過ぎに気をつければ地味に丈夫に育ってくれるヤツです。

まとめ

  • 暗いとこにもけっこう強い(明るいに越したことはないけど)
  • 乾燥に強いので水やりが楽
  • 寒さと水のやり過ぎには気をつけて

こんな種類のポリシャスもいます。
名前はフリスビー。

育てたことないのでわかんないですが、多分おんなじでしょ育て方なんて。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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