オリーブの育て方

オリーブ
モクセイ科
シンボルツリーといえば?で最初に名前が挙がるくらいメジャーなオリーブ。
植木以外でもオイルとか食べ物とかで名前が知れているから親近感湧きますよね。

少しシルバーがかった葉っぱや、実がなっちゃうのも魅力的です。

ノアの方舟の話で鳩さんがオリーブの小枝を咥えて飛んできたり
オリンピックの優勝者にオリーブの冠をプレゼントしたり
昔からなにかと優遇されている感が鼻につくという方もおられるかと思いますが、オリーブにはそれなりに評価される実力が備わっているのです。

評価点 その1
名前が良い

先述した通り、オリーブはメジャーで人気があります。
知ってる名前というだけでなんとなく育ててみたくなっちゃう

評価点 その2
丈夫

私は色物に対して「丈夫」だとか「強い」などという評価はしたくないのですが、と前置きした上で、、、

オリーブは日当たりの良い場所でしっかりと水をやっていれば元気に育ってくれるでしょう。
根の状態によりますが(←超重要)、しっかりした物であれば水不足にも強く、少しくらいの水やり忘れは許してもらえます。

評価点 その3
メジャーである

これは気持ちの問題ではなく、<メジャーである=人気がある・需要がある>ということは商品として多様なものが流通しているということですね。

ただこれは玉石混淆とも同義なので、良いものを見る目が問われます。
『素人の私にそんなこと言われても困るわよ』と炎上しそうですが、とりあえず信頼できそうなお店で買いましょう。

評価を上げたあとは、その分落としますね。
オリーブのダメなところをどんどん言います。

1、虫が付くことがある。
これは外で育ててる植物はどれもそうで、運みたいな部分もあります。
私の選んだ「三大オリーブにつく虫」は
スズメガ・ヘリグロテントウノミハムシ・ドウガネブイブイ

スズメガは巨イモムシ、ヘリグロなんとかは少し小さめのてんとう虫みたいなヤツ、ドウガネブイブイはカナブン(の幼虫)です。
(それぞれの虫はいずれ別記事で紹介しますね、たぶん)

まぁ付く確率は高くないし、ヘリグロなんちゃらはほぼノーダメージです。

巨大イモムシとコガネムシ幼虫は被害が甚大の場合があるので注意。

特にコガネムシは素人が気づくのは難しいのでどうしましょうね。
私なら一瞬で気づきますが。

2、丈夫なため、放置されがち。
これは育てる側の問題ですね。


3、品種によって横広がりタイプがある
品種によってはあまり縦に伸びず、横にばっかり枝が伸びてく種類もあるのでちょっと注意です。

といった感じです。

実際、<オリーブだから>という特有のデメリットはないですね。
虫のリスクはどんな植物でも同じことですし、予防をすればほぼ無問題です。

育て方のポイントは
1、日当たりは有れば有るだけ良し
2、水をやる

くらいです。

日は強ければ綺麗な色・形に育ちますし、病害虫に強くなります。
多少日当たりが悪くても枯れはしませんが、ヒョロヒョロでピロピロに育ってしまうでしょう。

水やりも、基本の<土が乾いたらたっぷりやる>を真面目にやって入ればなんの問題もありません。

補足
オリーブは、品種の違うオリーブを2本以上植えてないと実がならない性質があります。

が、私の経験上、一本しか植えてなくても結構実がなることがあります。
じつは自家受粉しているのか、どっかから花粉が飛んできてるのかわかりませんが、結構なります。

(品種にもよります。ルッカなどは一本でも実がなりやすいらしいです)

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