クロトン イエローウルマの育て方

クロトン イエローウルマの育て方

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クロトンとは

クロトン
正直あんまり馴染みのない植物でした。
このイエローウルマという品種の他にも葉っぱが赤かったり黄色かったり、しかもそこに黒の斑点があったり。

なんだこの禍々しい植物は、魔界に生えている植物だぜ。って思ってました。

キワモノ系でどうせすぐかれちゃうんでしょ?という根拠のない負のイメージをもっちゃってたんですね。
しかも未だに「クロトン?クルトン?どっちだっけ」と名前がややこしいのも邪魔くさいなと。

でもこのイエローウルマは葉っぱに模様があるものの、爽やか系で「こんなのもアリかもね」と仕入れてきた次第です。

まともな情報は…
原産はマレー半島、インド東部とか。要は暖か湿気多い系ですね。(観葉植物なんてだいたい全部そうだけど)
科はトウダイグサ科でわかりやすいとこでいうとクリスマスのポインセチアなんかと同じ科ですね。
同じって言ってもトウダイグサ科は7500種類もあるし、科が同じだからどれだけ近い仲間なの?と言われるとよくわかんないので、いらない情報ですね。

寒さに弱いらしい…けど、そんなでもないぞ

ネットで調べると寒さに弱いというのをみかけるのですが、LUFFの寒い店内でも全然大丈夫なので一般家庭の家の中なら全くもって問題ないでしょう。
LUFFの店内は平気で10度以下になりますし。

そんな中でも案外水吸ってましたよ。週一回は水やらないとダメなくらい。
(水の吸いっぷりは温度とか光以外にも、葉っぱの量や根の張り具合にも大きく左右されるので、何でもかんでも水吸うかと言えばそんなことはないので注意)

どちらにせよ寒い時に水やりすぎると枯れるのでご注意を。

必要な明るさ

だいたいこういう葉っぱに色ついちゃってる系の植物は光が強くないとダメなイメージですが、このイエローウルマはそこそこでも平気?かもしれない。

程度によるけど、そこまで光なくても葉っぱがボトボト落ちるとかは無いようです。

あんまり馴染みのない植物だったので、仕入れてきてから敢えてちょっと暗めの場所に置いたりしてみたものの「別に」な感じ。
まぁもちろん明るいに越したことはないですが、個人的に案外大丈夫なのかなと思ったりしてます。
けっこうイケるクチです。

でも赤とか黄色とかの品種は光がよく当たらないとダメな気がする。(今度良いのあったら仕入れて実験してみよう)

水やり

水やりは先述したとおり、結構水を吸う植物なのでしっかりやるようにしましょうね。

LUFFの寒い店内でも週に1回は確実にやらないとカラカラでしたので(最初の写真の株)。

この植物に限らず、水をよく吸う要因は植物の種類の差に加え、気温が高い 光がよく当たる 風が当たる 葉っぱが多い 鉢が小さい(土の量が少ない)根がしっかり張っているなど

逆に土がなかなか乾かない要因は、気温が低い 暗い 無風 葉っぱが少ない 植物に対して鉢が大きい(土の量が多い)というかんじです。

「クロトンだから」「パキラだから」と決まった育て方があるわけではなく、それぞれの状態や様子を見ながら水やりなどできるようになれば貴方も一人前ですよ。

流通量 レア度

別に興味のない植物だったので気にも留めてなかっただけかもしれませんが、このイエローウルマに関して言えばほとんど見かけない植物です。
特に大きなサイズは初めて見たかも。

魔界に生えてる赤とか黄色のタイプも大きいサイズはたまーにしかみないですね。ちっちゃいのはあるけど。
誰も欲してないんじゃないかしら?

でも、気にも留めてなかった子の意外な一面を見かけて、それから急に気になりだしちゃうってことありますよね。

私とクロトンはそのパターンなので、いい株があったらこれから積極的に仕入れて来ようと思います。

花が咲く…?

そんなこんなで愛着湧いてきたところに突如、お花ちゃんのつぼみちゃんができていました!

まぁ、こういう系の植物の花は綺麗じゃないし、花咲いたり実がついたりすると葉っぱが黄色くなったり落葉しやすくなるので悪即斬、花芽が上がってきたらすぐカットです。

メンゴな。

まとめると…

けっこう普通です。
普通ってなに?って言われちゃうと困っちゃうんですが、いろんなことにそれほど気を使わなくても大丈夫。

暗いなという場所ではうまく行かないと思いますが、窓の近くで明るければ大丈夫。
寒さに弱いと言われてますが、一般的な家の中なら大丈夫。
水は結構吸う印象なのでしっかりと。「乾いたら水」を遵守しとけば大丈夫。
流通が少なく、そもそも出会わないので大丈夫。

これからは良い株を見つけたら仕入れてくるようにします。
上手に育ててね。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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