パキラの育て方

パキラの育て方

パキラと言えば誰もが知っているようなメジャーな観葉植物ですね。
名前は知らないまでも、もしくは姿は知らないまでも、見たことがあったり名前を聞いたことがあったりするんではないでしょうか。
芸能界で言えばタモさんくらい有名。

トラディショナルでフェイマスでポピュラーなパキラ。
<ありきたりすぎる観葉植物>として名を馳せていますが、個人的には10周くらい回り回って好きです。

原点回帰というか、温故知新というか、やっぱり大事な人は一番近くにいた、みたいな。

昔っから観葉界を走り続けてるだけあって、やはり丈夫な植物ですね。
ちょっとやそっとじゃ枯れないのではないでしょうか。
暗い場所でも耐えるし、「パキラ」という名前の響きもなんか可愛いし。

ただし元気に丈夫に育てるためには、よく陽の当たる明るい場所で管理する必要があります。

強靭ゆえに暗い場所でも「枯れはしない」けど、ヒョロヒョロになったりヘロヘロに伸びたり良いことはないです。

適当にやってても元気(?)に育ってくれますが、パキラあるあるで<ただただ長さだけが伸びてどうしたらいいかわかんない>という質問もよく受けます。

パキラは小さいうちはあまり枝分かれせず、どんどんと背だけを高くしていきます。
特に何もしないで育てていると、ただただノッポになって、どうしようとなってしまう場合がほとんど。

そんな時は切ってしまえばいいです。

どこを切ればいいかって?
どこでもいいです。

葉っぱが上の方にしかついてなくて、切ったらただの棒になっちゃいますよね。
いいから切りなさい。

基本的にどこで切っても、切ったところの下のあたりから新しい芽が伸びてきます。
それが1本か2本かもっと多いかはパキラの状態次第です。
ただし、小さいパキラはあまり枝をださないので、新たに出てくる芽は1つの場合が多いでしょう。

まぁとにかく切っとけばいいですから。騙されたとおもって。


パキラは人気かつ丈夫すぎるがゆえに、状態がよくない株が売られている場合がかなり多いです。
状態が悪いというか、根がしっかり張ってないものですね。
丈夫すぎるのでそれでも何とかなっちゃうのがパキラですが、できればしっかりしたものを選びたいですよね。
植物の選び方でも書きましたが、そんなときは植物の根元がグラグラしていないか確認するのがいいと思います。

ただし、はっきり言って根がしっかり張っていて良い株のパキラを探すのは、色違いのピカチュウを見つけるくらい大変なことなので、見つけたらラッキーくらいの感覚でいた方が気が楽でしょうね。

あと、これを読んでいる諸兄におかれましては、間違っても三つ編みのパキラは買わないようにお願いします。4つ編みでも同じです。三つ編みのタモリだと思ってください。
あれには渡辺謙の無精髭くらいしか根っこ生えていません。
いづれ三つ編みが2本枯れて、木質ソフトクリームの先っちょにほんの少しだけ葉っぱが生えているオブジェが出来上がります。

(パキラは枝分かれしづらいので1本じゃボリューム出ない→ならば3本寄せ植えよう→せっかくだし三つ編みしとくか、という感じ)


補足情報

寒さには弱くないですが、屋外での冬越しは不可ですね。
葉っぱから蜜が出てくることがあります。舐めたら甘いですがパンに塗るほどは出てきませんので期待しないように。
滴れるほどではないけど、もし床にたれたりしたらベトベトになるので要注意です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次