ツピタンサスの育て方
ツピタンサスの特徴
ツピタンサスは1つの葉柄から放射状に細長の葉っぱが伸びています。
その形状から<アンブレラツリー>と呼ばれることもあります。
まぁ実際呼ばれることもあるのかもしれませんが、私は人生で一度もアンブレラツリーと呼んでいる人に出会ったことはありません。
ツウぶって「このアンブレラツリーってさ〜」とか話しても、何ですかアンブレラツリーって?という反応されるのでやめましょう。
ちなみに<葉柄>はヨウヘイと読みます。
葉っぱと茎をつなげてる部分のことです。
体と頭をつなげてるのが首。葉っぱと茎をつなげてるのが葉柄。(不要な例えでゴメン)
葉っぱはツルツル系でツヤツヤ系。
よって乾燥には強い系です。
ツピタンサスの流通量としては普通くらいかな?
枝ぶりの良いものも多くあるので選ぶのも楽しいかもしれませんね。
置き場所
ツピタンサスはある程度の耐陰性と耐寒性がある植物です
多少の光不足には耐えますが、明るいに越したことはありませんのでなるべく光の当たる明るい場所で育てるのがベターです。
光が少ないと、新たに伸びてくる葉っぱと葉っぱの間隔が広くなってきます。
また、葉柄が長くなって葉っぱがダラっとなりだらしなくなりがちです。
そして光不足の1番のリスクは根腐れです。
光が不足すると植物の水を吸う量が少なくなって相対的に水のやり過ぎになる場合が多いです。
特にツピタンサスは水のやり過ぎには要注意なので、気をつけなくてはいけません。
温度に関して、寒さには結構強い植物です。
LUFF周辺であれば冬でも外で全然平気。一年中外で育てられます。
あまり陽の当たらない屋外の植栽に使ったりするくらいです。(屋外の日当たり悪い場所>室内の明るい場所。屋外は日当たりが悪いように思っても、室内よりずっと明るい場合の方が多い)
暑さも平気ですが、風通しのない暑い場所には弱いようです。
水やり
ツピタンサスは乾燥に強い植物です。
逆に水のやり過ぎには弱い植物です。
水のやり過ぎで根腐れしやすいので注意が必要です。
すごく注意してください。
暗さにも寒さにも強いツピタンサスですが水のやり過ぎにはめっぽう弱いですので。
その植物の状態や状況によりますが、基本的には土がカラッカラに乾いてから水をやるようなイメージで良いと思います。
とにかく水のやり過ぎには気をつけてください。ダメになりますよ。
私、言いましたからね。
よくあるトラブル
よくあるというほどではないのですが、ツピタンサスのあるあるトラブル(トラブルあるある?)
その1
葉っぱの先っちょが黒くなる
これはあんまり良くないです。
<根腐れ>の<ね>くらいまで行ってるかもしれません。
水のやり過ぎか、置き場所が暗かったり寒かったりで相対的に水のやりすぎになっているか、
どちらにしても水やりが過多の場合が多いです。
なるべく明るい場所で土がカラッカラになったら水やり、というふうにしなさい。
その2
カイガラムシ
これはそんなに心配な事件ではありませんが、非常にムカつきます。
私はカイガラムシが大嫌いです。
知らんうちに現れて、こっそり増える。
なんか「バレなきゃずっとやってるつもりか!」と怒りたくなってしまうのです。
ツピタンサスにカイガラムシがつくときは75%の確率で葉っぱが生えている中心の部分です。
魔法陣で召喚されたかのごとく葉っぱの付け根の中心に現れるので、とりあえず定期的にそこを見てると早めに発見できると思います。
発見次第、即職質かけてくださいね。
その3
根腐れ
葉っぱがどんどん黒くなってきたり、幹の緑の部分がUターンして真下に垂れていたり、幹の皮がが浮いたようになってスカスカになったり。
これはえなり良くない状態です。
かなり進行した根腐れだと思われます。
今すぐ諦めるか、何らかの対処が必要です。
まとめ
- 寒さ暗さには結構強い
- けど、やっぱり明るい場所で育てるほうがいいよ
- 水のやり過ぎにだけは本当に注意して
- それ以外はあんまり心配なく育てられると思います