アグラオネマの育て方

アグラオネマの育て方

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アグラオネマとは

アグラオネマといっても、ピンとくる人も多くないのではないかと思います。
特に目立つキャラでもないし、取り立てて人気があるわけでもない。
地味で目立たない感じ(ひどい言いようですね。でも嫌いじゃないよ)

とはいえ、一部の品種はプランツマニアック達に絶大な人気があったりして、法外な値段で取引されていたりします。

別にそれを否定はしませんが、個人的には遠巻きにうっすら見てる程度です。
まぁ、そういうので世の中成り立ってるんでしょうし、別に否定はしません。
欲しい人が買えばいいし、お金のある人が手に入れればいいと思います。
私はそういうのには手を出しませんが。

あと、昔の映画<レオン>でジャンレノが育てていた植物がアグラオネマだったってことで知ってる人もいるかもしれませんね。(レオンって、もう30年前の映画だって…こわ)

映画の最後の方にナタリーポートマン扮する、なんか小学生くらいの女の子が公園だか校庭だかにそのアグラオネマを植えるシーンがありますが、そんなことしても残念ながら枯れます。
舞台はニューヨーク。
冬の寒さで余裕で枯れますね。
11月中には枯れる。もって年内。
でももしかしたら、アグラオネマが枯れてレオンが成仏というようなハイレベルな描写かもしれません。
今度会ったら聞いてみます、リュックベッソンに。

↑これはビクトリーという品種

置き場所の温度

そんな感じなので、アグラオネマは寒さには強くないです。
強くないというか、弱い。観葉植物の中でも寒さに弱い方です。
10℃以下が長く続くと危険水域です。(間違っても冬のニューヨークに直植えしないように)

なので冬はチョットだけ対策した方がいいかもしれませんね。

といっても、大したことではないです。
冬の間(の夜)は窓から少し遠ざける、とか、寝る前に床から椅子の上とか少し高い場所に移すとか。

窓の近くは冷気がすごいですからね。
それさえ気をつければ大丈夫なレベルの対策です。
一緒に布団に入るとかはしなくて大丈夫。

置き場所の明るさ

明るさの観点でいうと、<明るめの場所>ってくらいでも良いと思います。
ガッツリ日光当たります、でなくてOK。

世間一般的には直射日光は葉焼けが〜とか弱気なこと言ってたりしますが、多少は大丈夫です。
朝は日光が入ってきますみたいなところだったらベストじゃないでしょう。

まぁ、真っ暗じゃなければ大体大丈夫です。暗いとこに強いんで。

水やり

水やりは土が乾いたら。
結構ガッツリ乾いてからでOKです。

表面が乾くのはもちろん、鉢を持ってみて「おぉ、軽くなってるわ」ってくらいでも大丈夫だと思います。

今から大事なこと言いますね。

すみません、テキスト書いているのに実際に喋っても意味ないんでしたね。
書きますね。大事なこと。

冬&置き場所が暗い場合は、特に水をなるべくやらないようにしなさい!

寒い時や暗い場所で水をやりすぎると容易く腐ります。
幼稚園児にUNOで勝つことくらい容易く腐って枯れます。

もはや根腐れするより先に本体腐れするくらいです。
主観的には、まだいいの?ほんとに平気?くらい水やり我慢していいと思います。

その他

花が咲くことがあります。
アグラオネマはサトイモ科なので、サトイモ科っぽい花が咲きます。あたりまえですね。
詳しく知りたい人は検索すればいいと思いますが、いうほど綺麗な花ではないので「あ、花だ。咲くんだねー」くらいの感動だと覚悟しておいてください。

↑別に大した花じゃない

まとめ

  • 水のやりすぎに注意!冬や暗いところで育ててる場合は特に注意やで
  • 寒さには弱め。水やりも含め、冬はチョットだけ気を遣ってやって
  • 明るさはまぁまぁ。真っ暗じゃなきゃ大丈夫でしょう

寒さと水やりにチョットだけ気をつければ、かなり育てやすい植物だと思っています。
地味だけどサトイモ科の植物は好きです。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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