リボンブッシュ

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リボンブッシュ

別名 カンキチク 寒忌竹。かんきちく。

なかなかのレア植物で私は花屋歴15年くらいで初めてお目にかかりました。
ものは言いようで、本当のことをいうとレアというよりはマイナー。

マイナーすぎて人目に触れない、というのが実情かもしれません。
だれも興味ないとか。
需要がないとか。

不憫ですね。

とはいえ、私にとっては結構お気に入りです。

きしめんみたいな扁平な茎?に頼りなさげに貧相にくっついている葉っぱ。
木というよりは草みたいな雰囲気。

なんか好きです。

写真にあるような大きいサイズのものはほとんど見たことがなく、あっても片手に乗る程度の大きさの株。
たぶんマイナーだから誰もつくってないんじゃないかな。しらんけど。
でも私は好きですからね。

リボンブッシュの育て方ー置き場所

というわけで、あまりにもマイナーなため育て方を書いたところで誰がそれを欲しているのか疑問ですが、私が愛したカンキチクの育て方を世界に共有したいと思います。

置き場所はもちろん明るいに越したことはありませんが、それなりに耐陰性もあるようです。
暗いと頼りなさげについていた葉っぱの部分が落ちやすくなりますが、とりあえずきしめんの部分だけでも育っていってくれます。

窓際とかならベストでしょうが、部屋の奥の方でも大丈夫っぽいです。

<寒忌竹>とか名乗ってる割には寒さにも結構強く、極寒の冬のLUFFの店内でもおすまし顔で過ごしてらっしゃいます。
外で冬が越せるかどうかは挑戦してないのでわかりませんが、どうなんでしょう。経験者いたら教えてください。

リボンブッシュの育て方ー水やり

毎度言っていますが、<土が乾いたらたっぷり>です。(もうこれ書く意味あるのかしら)

これも毎度ですが、植物の置き場所(温度、光、風)や状態(根の状態、葉っぱの量)などによって変わりますが、比較的水はよく吸う方じゃないかと思います。

私は、ぼーっとして水やりを怠り、貧相な葉っぱを何度も落としてしまったりしました。(そのたび不死鳥のように蘇る)

リボンブッシュの育て方ーその他

特にありません。
なんかひ弱そうな見た目ですが、案外丈夫な植物です。ギャップ萌え。

あとは、ここの写真のような大きな株はほとんど見かけません(この株が初めて)。
片手に乗るサイズとか、せいぜい3〜40センチくらいの高さのものしか見たことがありません。
てか、そもそもこの植物をほとんど見かけません。(見直したらさっきも同じこと書いてましたね)

最近は少し見かける機会が増えた気がしますが、これからもっと増えるのでしょうか?

もし育てたい人がいたら、見かけた時に買うのが吉です。
あんまり見かけないと思いますが。

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この記事を書いた人

東京 清澄白河にある、花と植物の店<LUFF>のオーナー 上村タク
<LUFF>は「ラフ」と読みます。
ついでに<上村>は「カミムラ」です。
体裁整った耳あたりの良いことばかりではなく、経験に基づいた本音と本質の部分を書いていきたいと思ってます

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